”作家女子『lattit.』”

田口（たぐち）　麻耶（まや）

出身：広島県呉市
趣味：つくること／雑貨
好きな言葉：Don’t think! Feel!
好きな食べ物：トムヤムクン
江田島のここが好き：人のあたたかさ
今、気になる人：bonとpon

藤田（ふじた）　美穂子（みほこ）

出身：江田島市
趣味：バレーボール
好きな言葉：感謝
好きな食べ物：果物
江田島のここが好き：大附海岸
今、気になる人：akiさん

玉井（たまい）　朋子（ともこ）

出身：広島県呉市
趣味：整理整頓
好きな言葉：（心の）リセット
好きな食べ物：お好み焼き
江田島のここが好き：釣附海岸
今、気になる人：akanekoさん（つまみ細工）

嶋（しま）　愛（あい）

出身：江田島市
趣味：やりたいを形にすること
好きな言葉：与えよ、さらば与えられん
好きな食べ物：ドライマンゴー
江田島のここが好き：海、大切な思い出
今、気になる人：平田はるかさん（パンと日用品のお店『わざわざ』）

それぞれの作家活動
イベント出店

お店をつくりたい
会社をつくりたい

イベントへの出店
ワークショップ開催
イベント企画のお手伝い

後藤記者の取材後記
（取材日：2019年1月30日）

ｌａｔｉｔｔ．誕生

2018年8月、『latitt.』が結成された。手づくりの雑貨・服飾類を創作している４人の女性たちが出会い、お互いの活動に共感し、このユニットが生まれた。フラワー雑貨を手掛ける『mayatt.』の田口さん、子どもや女性向けの服をつくる『mom chou chou』の嶋さん、ヘアターバン・ヘアバンドをつくる『caigara』の藤田さん、リボン雑貨をつくる『La mer』の玉井さん。作品の種類はそれぞれだが、ハンドメイドで子どもや女性向けの作品をつくっている点が共通している。だが、それだけではない。みんなが屋号に込めた思いにも共通する点がある。例えば、海の意味が含まれている『caigara』と『La mer』。フランス語や母親の意味が含まれている『mom chou chou』と『La mer』など。それぞれのコンセプトがとても似ていた。そして、ユニット名の『latitt.』は、それぞれの屋号の響きを統合し、フランス語で海の女神を表す言葉も含んだという。そう聞くとなんだか彼女たちの出会いは必然だったのかとも思えてくる。

元気な女性が島を救う

結成から半年とは思えないほど彼女たちの活動は積極的だ。２０１８年８月に開催された星空映画会への出店を機に、９月には復興支援活動として呉市の小学校で開催されたワークショップに参加。その翌日には江田島市内のマルシェイベントに出店、10月はママ友たちと一緒に子ども向けのハロウィンイベントを主催。11月には２件のマルシェイベントに出店し、12月には田口さん宅で『おうちマルシェ』を開催。２月にも江田島市内のコミュニティスペースで開催された蚤の市に出店した。主催と出店を合わせると半年で実に８回ものイベントをこなしている。実は結構身近でその活躍を見てきた僕の印象として、本人たちだけでなく、周りの人たちも一緒になって盛り上がっている様子に感銘を受けている。
近い将来、彼女たちの活動は、島全体を元気にしてくれるのではないかと期待がこもる。これまでの活動について感想を聞くと、「いい刺激をもらいました。同じ感覚で話せる仲間ができてよかった。」　「自分たちで考えたことを実現できることが楽しい。波に乗っている感じ。」と返ってきた。

これからのlatitt.

一見、活動内容や雰囲気が似ている4人。実はそれぞれ個性がある。「性格もキャラクターもそれぞれ。個性を生かして役割分担も決めている。」とのこと。聞くところによると、リーダー、メンター、クリエイターといった役割があるらしい。誰がどの役割なのか？答えは、、、皆さんのご想像にお任せします（笑）。
これからの『latitt.』について尋ねてみると、
「看板商品をつくりたい！」
「イベント企画を手掛けてみたい。」
「パブリックビューイングしたい。」
「高校生と一緒に何かやってみたい。」
「自分たちの店舗がほしい。」
「イベント企画会社をつくりたい。」
などなど、わんさかやりたいことが返ってきた。彼女たちの口から発せられると、どれも実現しそうな気がしてくるから不思議だ。
最後に「みんなに出会えてよかった。これ以上ないメンバー。江田島が好きだからもっといい島にしたい。」と４人共通の思いを聞くことができてほっこりした。家庭とのバランスを取りながらも自分たちの活動をアクティブに実行する。そんな彼女たちに今後も注目していきたい。