EDO’s Fire Foods
エドワーズ 吉井 貴子
出身: 広島県広島市
活動拠点:大柿町深江
趣味:読書と宴と旅と散歩
好きな言葉:Graditude(感謝)
好きな食べ物:牡蠣、うどん
江田島のここが好き:自然と食の豊かさ
今、気になる人:吉井ユキノブ さん(貴子さんのお父さん)
- 野菜、麦、ハーブなどの栽培
- セルフリノベーションによって古民家を改修中
- まずは自宅のリノベーションを完成させ、人が集まれる場所を整えたい
- 子ども達に野菜づくりや収穫、パン作りなどの体験ワークショップを開催したい
- 子ども達が生きる力を養うための体験の場を提供できます。
- 子育て中のお母さんお父さん
- ワークショップを通じて子ども達にいろんな経験を提供できる人
- コミュニティづくりに興味のがる人
後藤記者の取材後記
(取材日:2016年7月8日(金))
ナチュラルな人
貴子さんは大学卒業後、東京で就職している。大都会の消費社会で過ごしている中、「持続可能な社会」をテーマとしたイベントに参加したことが、自身のライフスタイルを見つめ直すきっかけとなり、サスティナブルな生き方に興味を持つようになった。
その後、会社の倒産を機に一念発起してソルトスプリングアイランドに移住した。「オーガニックアイランド」、「アーティストの島」、「ヒーリングの島」と言われるその島での暮らしは彼女の価値観に大きな影響を与えたという。そんな経験をしている貴子さんは、いつもおおらかで、無駄に飾らず自然体で接してくれる。とてもナチュラルで気持ちの良い人だ。
懐の深い女房
貴子さんはカナダのソルトスプリングアイランドで出会ったアメリカ人男性のブレンダンと結婚・同居している。ブレンダンにも取材をしたが、彼はとにかくハイテンションでよくしゃべる。そしてマイペース(笑)。そんなブレンダンのトークは英語の苦手な僕にとって時に「?」なこともあるのだけれど、そんなときは貴子さんがわかりやすく翻訳してくれる。
また、主な大工仕事はブレンダンやその友人が行う中、貴子さんは掃除や食事・飲み物の提供、軽作業など、男性陣が仕事をしやすいよういろんなことをサポートしている。まさに懐の深い女房役を担っている。
悦と自由と成長
活動の理念を貴子さんは「悦と自由と成長」と言った。まさに彼女の活動をストレートに表現する3つの言葉だと感じる。彼女自身が今の自然に寄り添った生活を楽しんでいること(=悦び)が伝わってくるし、東京での消費生活に見切りをつけ、カナダのソルトスプリングアイランドで過ごした時間は「自由」を象徴するものだったのかもしれない。そして興味深い単語が「成長」。ただ気ままに暮らすだけでなく、暮らしを通じて人間として成長していきたいということ、さらには子ども達の成長にも寄与していきたいという思いがこの言葉に込められている。世界各地でいろんな経験をしてきた彼女ならではの信念だと感じた。
人物ストーリー
- 広島市生まれ
- 広島市内の大学に在学時、イギリスの大学に語学短期留学。
- 大学卒業後、東京の会社に勤めるが数年後に会社が倒産する。
- 1年間ほど広島に戻ったあと、ワーキングホリデーを利用してカナダへ渡る。バンクーバー、ソルトスプリングアイランドにて調理の仕事に従事。
- ワーキングホリデー終了後、現在の夫ブレンダンとアメリカ大陸の数か国を旅してまわり、ペルーにて長期滞在する。
- その後もネパールやアメリカに渡って様々な経験を経て帰国。日本にてブレンダンと結婚する。
- 瀬戸内海沿岸の地域で環境の良い居住先を探し、江田島市の空き家バンクにお気に入りの古民家を見つけ移住。現在に至る。
連絡先
EDO’s Fire Foods
Facebook:https://www.facebook.com/Edosfirefoods/
※コンタクトを取る際は、「江田島人物図鑑を見て」と告げるとスムーズです。
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