長浜カヌークラブ 代表
沖 孝博
出身:江田島市大柿町
活動拠点:ビーチ長浜
趣味:カヌー
好きな言葉:己を知り逆境に強い人間になれ
好きな食べ物:肉
江田島のここが好き:長浜の海、カヌーから見上げた早瀬大橋
今、気になる人:末岡真樹 さん
- カヌーの指導(大柿高校カヌー部、市内の学校を対象としたカヌー教室)
- カヌーをはじめヨットやボートなどのマリンスポーツの体験
- ビーチ長浜の維持管理
- カヌー、伝馬船等のレース
- 長浜の環境を生かしたイベント
- 子どもたちが海に親しむための様々なプログラムを提供できます。
- 海の生き物などについて学べる里海科学館と連携してみたい
- そのほか、漁業・農業・山のアウトドアなど様々な分野の人たちと連携してみたい
後藤記者の取材後記
(取材日:2016年7月8日(金))
体育会系のやさしいお兄さん
沖さんは高校時代、カヌー部に所属し広島国体に出場している。なんと、国体では選手宣誓にも選ばれたそうだ。その後、日本体育大学に進学。全国から集まったカヌーのトップ選手たちと切磋琢磨しながら練習に励んだ。大学卒業後は学校の教員や蒲刈町のB&G海洋センターの所長代理も務められていた。そんな経歴なのでバリバリの体育会系なのだが、お話してみるととても物腰が柔らかく、気さくにしゃべってくれる。僕がカヌーの体験をさせてもらったときも、とても優しく丁寧に教えてくださった。見た目は筋肉もりもりで少し迫力のある人だけど、笑顔が素敵なとても優しいお兄さんだった。
子どもたちが海に親しんでもらいたい
沖さんが子どものころは、いろんな場所が子どもたちの遊び場だった。特に「海」は、江田島で育った人たちにとってとても愛着のある環境だ。「昔は、毎日海で日が暮れるまで遊んでいた。」と沖さんは懐かしそうに言う。でも、今は昔のように子どもたちが海で遊ぶことは少なくなった。浜がなくなった、埋め立てられた、海で遊ぶことを親が反対する、危ない、等々、理由はいろいろあるのだろうけど、子どもたちが海で遊ぶ風景が失われつつあることに少し寂しさを感じる人は少なくない。そこで、沖さんは3年前から子どもたちが海に親しむことができる環境を少しずつ整えてきた。今年の3月には念願のB&G江田島海洋クラブを設立。海のスポーツ・レクリエーションの体験を本格的に提供していくための基盤が整った。
僕も海が好きだし、いち親として子どもたちに海に親しんでもらいたい。今、江田島に住んでいる人の多くは、きっと江田島の海が好きなはず。子どものころから江田島の海に親しみ愛着を持つこと、その原体験が、江田島を出て行った子どもたちが将来戻ってくる大きな動機になるのではないか。だから沖さんの思いと取組にはとても共感するし、これから応援していきたい。
人物ストーリー
- 江田島市大柿町出身
- 倉橋高校に入学と同時に創設されたカヌー部に入部。高校3年生のとき開催された広島国体に出場。
- 高校卒業後、日本体育大学に進学し全国からカヌーのトップ選手が集まる中練習に励む。
- 大学卒業後、学校の教員を8年間務める。
- その後、呉市蒲刈町のB&G海洋センターで所長代理を務める。
- 2013年より長浜カヌークラブにてカヌーをはじめとした海に親しむ環境づくりに着手。
- 平成28年3月にB&G江田島海洋クラブを設立。同年4月に創部された大柿高校のカヌー部の外部指導者も務める。現在に至る。
連絡先
長浜カヌークラブ 代表 沖 孝博
Tel:0823-57-5019
Email:dreemin88@yahoo.co.jp
※コンタクトを取る際は、「江田島人物図鑑を見て」と告げるとスムーズです。
※編集局を通じてのコンタクトも可能です。編集局までメールください。