”必要としている人の役にたつ”

EDM/(有)グリーンファーム沖美

向井むかい 雅文まさふみ

出身:広島県江田島市大柿町
活動拠点: 大柿町
趣味:SUP/ドライブ
好きな言葉:Take it easy
好きな食べ物:ラーメン
江田島のここが好き:自然があふれていてのどかなところ
今、気になる人:柴倉孝之 さん

 

  • 島の電気屋さん「EDM」
  • トマトの生産(グリーンファーム沖美)
  • SUPインストラクター

  • 島の電気屋として成長していきたい

  • ご自宅や店舗、オフィスの各種電気工事

  • 島で遊びたい楽しみたいと考えている同世代の意欲ある人たち

 

後藤記者の取材後記
(取材日:2019年1月26日)

 

島の電気屋さん

「必要としている人がいる。そんな人たちのために自分のできることをしたい。」もともと培っていた電気工事業の経験を生かして立ち上げたEDM。地元密着の電気屋さんとして、家庭から店舗、オフィスまで、電気に関する工事を請け負っている。「かゆいところに手が届く」をモットーに、ちょっとしたことでも向井さんは気軽に相談に乗ってくれて、柔軟に対応してくれる。そんな身近な存在が島に住む人にとってはありがたい。

 

愛車のハイエースには仕事道具が丁寧に整理されている

 

作業ベルトもカッコいい

 

照明、コンセント増設からテレビ、エアコン工事まで気前よく対応してくれる。

 

農業からSUPまで

向井さんには電気屋さんのほかにも顔がある。グリーンファーム沖美というトマトの生産を行う会社に勤めており、朝早くからトマトの生産作業に励む。広大なハウスを訪れてみると、上下に昇降しながら左右にも動く機械に乗った向井さんが、手際よくトマトの世話をしていた。その作業の様子は、電気屋さんに似ていてまさに職人のよう。男前でありながら手先も器用とは、なんとも「ニクイ人」だ。
また、たまの休みには海の上を散歩するように楽しむSUP(スタンドアップパドルボード)というマリンアクティビティにも親しんでいる。『えたじまSUP』のインストラクターとしても活躍し、SUPの大会に出場することもある。『江田島シーサポート』というチームにも加わり、身近な海のすばらしさを次世代に伝えていく活動にも関わっている。

 

トマトの蔦を手際よくワイヤーに巻き付ける向井さん
忙しい合間を縫ってSUPを楽しむ

 

紆余曲折

電気屋に農業にSUPに、精力的に活動する向井さんだが、今に至るまでは様々な紆余曲折があった。
広島市安芸区で生まれ、3歳から島で育った向井さん、意外にも小中学校時代はおとなしい性格だったという。ただ、中学時代には親戚の電気工事会社の手伝いをしていて、そのころから電気に興味を持ちはじめ、高校は呉市の工業高校の電気科に進学した。毎日朝6時に家を出て、片道1時間半かけて通学していたが、好きなことを学べる環境に飽きることはなかった。
高校卒業後、電気工事会社に就職するが約5年間働いたのちに退職する。20代前半、好きな仕事に従事できてはいたが、改めて自分のやりたいことは何なのか悩んでいたという。その後、トラックの運転手として働いていたが、中学時代に手伝っていた親戚の会社から声がかかり、再び電気工事業に従事する。しかし、親戚の不幸によって再びトラックの運転手として仕事をすることになる。仕事を転々としながらも、向井さんの心には「島で仕事がしたい」という思いが強くなっていたところ、知人を通じて『グリーンファーム沖美』に勤めることになる。もともと農業にも興味があったため、トマトをつくる仕事にはやりがいをもって取り組むことができた。
そんな中、島で開催された婚活イベントで出会った女性と結婚する。かわいい娘さんも生まれ、父として男として、家庭に生活に一層やる気がわいてくる。「これまでに培った経験をまだまだ試したい。」と意欲を燃やし、 2019年1月、痒い所に手が届く地元密着型の電気屋「EDM」として電気工事業の許可を取得。再び電気工事業を始めた。
「電気屋は楽しい。もちろんしんどい部分もあるけれど、工事が完了し、スイッチを入れたときに電気がパッと点灯する瞬間が好きなんよ。」とはにかむ向井さん。紆余曲折を経て、今、向井さんは前を向いて歩き出している。

お客さんの相談に乗りながら点検をする向井さん

バランスよく

かつては向井さんのような電気屋さんは島にも多かったが、高齢化などによって減ってきているという。「それでも、そんな電気屋を必要としている人はいる。そんな人たちの役に立ちたい。将来的には一緒に仕事をする仲間を増やし、電気屋業を大きくしていきたい。」と語る向井さん。ただ、仕事と家庭と趣味のバランスは大事にしているとのこと。取材中も娘さんをあやしながら対応してくれる向井さんは素敵な父親の顔をしていた。
地元密着の電気屋さん、島のトマト産業の担い手、そして父親、どれも向井さんにとって大切な役割だ。島で生きる同世代の男性として、今後も注目していきたい。

かわいい娘さんと遊ぶ向井さん

 

人物ストーリー

  • 江田島市大柿町出身
  • 高校時代は島から呉の工業高校に毎日片道1時間半かけて通学
  • 高校卒業後、電気工事会社に就職。5年勤務したのち退職し、トラックの運転手に。その後、親戚の電気工事会社、運送会社などに勤めたのち、縁あってグリーンファーム沖美に就職。
  • 2019年より自身の電気工事業「EDM」を開業。現在に至る。

 

連絡先

EDM
Tel:090-7992-2772
Mail:miyabi2772@icloud.com

 

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