“一生懸命”

 

有限会社グリーンファーム沖美 代表取締役

松本まつもと  秀二郎しゅうじろう

出身:江田島市江田島町
活動拠点:沖美町
趣味:自家農園
好きな言葉:一生懸命
好きな食べ物:麺類
江田島のここが好き:風景(海に反射する太陽)
今、気になる人:熊本で農業研修をしていた頃の仲間達

 

  • トマトの生産、販売

  • 施設の拡充
  • トマトの加工品を開発したい
  • トマト専門の飲食店をしたい

  • 島の方や事業者さん、江田島産品とのコラボレーション

  • 生産者の方と加工品をつくりたい

 

永田記者の取材後記
(取材日:2018年4月25日(水))

 

人柄

松本さんの第一印象は、寡黙で職人気質な方、という印象だった。お話すると、言葉数は少ないものの、松本さんからにじみ出る優しさと、多くを語らずも「一生懸命」に「努力」し続ける人だなということがわかる。取材中、従業員の方達が気さくに話しかけている職場の雰囲気からも人柄を伺い知ることができた。
工業高校卒業後は土木建設業に従事していたものの、元々実家で慣れ親しんでいた畑作業や農業シフトするきっかけも重なり、一番効率よく安定してビジネスとして展開できる可能性から、トマトのハウス栽培に挑戦することにした。
熊本での農業研修時代では、実際にハウス栽培を行い、知識だけでは分からない経験を重ね、当時の師匠や仲間とは現在も定期的に情報交換をしている。
トマトは朝が一番元気な状態とのこと。「毎朝トマトに『今日も元気だね』と語りかけると、植物は答えてくれるように元気な状態になってくれる。」とトマトへの愛情を語ってくれた。

 

奥行き100メートルもあるハウス
収穫は一つ一つ手作業で
玉のサイズ別にパレットに仕分ける
出荷作業
トマトへの愛情を語る松本さん

 

ITとシステム化による管理

1.1haという広大なハウスで、ITによる温度・湿度・遮光等の自動管理や、生産効率を上げるための機器等、システム化された環境の中、約4万本もある苗木から、年間300t以上収穫しているという。
室内に入ったときの、高く吊るされた苗と苗床に巻きつけられた茎が印象的で、トマトは上方に成長しながら下の方から順番に果実をつけていく為、一房を収穫したら、上方から吊るしている苗を移動させながら、苗床に茎を巻きつけて、次の房が色づくと収穫する。
アイミィの品種では1年で10メートル以上も成長する。
また、ハウス内には試験品種を栽培しているコーナーもあり、市場やトレンドの流れに合わせて、品種のマイナーチェンジを繰り返すことにより、消費者に喜ばれる食味や安定供給できる仕組みを構築することで「アイミィ」というブランドを確立している。

 

収穫した苗の吊るす位置を移動し、次の収穫に備える
苗床に巻き付いた茎の輪が印象的
CO2制御盤。光合成による成長を促している

食の安心・安全へのこだわり

ハウスの中を見回すと、室内にハチが飛んでいるのを見かける。お話を伺うと、交配用にマルハナバチを放っていて、自然交配させることにより品質が高まるという。
また、害虫を捕殺するための粘着板を設置したり、天敵となる昆虫による害虫対策をすることで、余分な農薬を使わないようにしており、JGAPの認定を取得するなど、食への安心安全の取り組みも積極的に行っている。

 

商品開発・販路開拓への意欲

グリーンファーム沖美では、トマトの生産販売から、アイミィトマトジュースという加工品も作っており、六次産業化認定を受けている。
今後の展開としては、アイミィトマトジュースの販路開拓を検討している。また、新商品開発にも意欲的に考えており、市内の事業者とのコラボレーションも積極的に行っていきたい、との思いを語ってくれた。

アイミィトマトジュース。甘み・旨味・酸味のバランスが絶妙で飲みやすい

 

人物ストーリー

  • 広島工業高等学校卒業。
  • 測量士として10年間従事。
  • 熊本の農業研修で1年間修行。
  • 2002年、29歳で㈲グリーンファーム沖美代表取締役就任。現在に至る
  • 2015年3月、六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定を受ける。

 

連絡先

有限会社グリーンファーム沖美
住所:広島県江田島市沖美町岡大王873
Tel:0823-40-5755
Fax:0823-40-5756

 

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